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強迫性障害の診断
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強迫性障害を発症して何年も経過してから医療機関を受診するというのは決して珍しいケースではありません。患者さんは自分の強迫行為や強迫観念に対してばかばかしさや、無意味さを感じているので、家族や周囲の人に知られて「頭がおかしい」と思われないかと不安に思い、自分の中にじっと閉じ込めてしまうことが少なくないようです。このため、病院を受診することのないまま長いこと一人で苦しんでいる場合があります。たとえ受診しても、こだわりに伴う心身症状(たとえば不眠や食欲低下など)だけを訴えたりします。このため、強迫性障害かどうかを見つけるために医師は患者さんへ以下のような問いかけを行います。
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手が痛くなるくらい何度も手洗いを繰り返しますか? |
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鍵をかけたか、ガスの元栓を締めたか、何度も確認しますか? |
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ばがげているとわかっていても頭の中に繰り返し起こってきて、振り払うことの出来ない考えに悩まされていますか? |
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一つ一つのことをやり終えるのに、長い時間や、大変な労力を要しますか? |
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順序正しいことや、左右対称であることにとらわれすぎていますか? |
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強迫性障害という病名が耳慣れないせいか、特別な病気というイメージがありますが、日本でも約200万人規模で患者さんがいるといわれています。また、適切な治療を受けた強迫性障害の患者さんのうち約1/4の人は著明に改善し、残りの1/2の人もある程度改善したと報告されています。強迫性障害は治りにくいというイメージがあるようですが、適切な治療を継続すれば症状が改善される病気なのです。
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